やはりカッコイイ!



 かたわらにご機嫌な音楽があると、やっぱ気分的に調子いい。単純にウキウキしてしまいます。少々の嫌なことは跳ね返せるぜ、ぐらいのおバカテンション(笑)。

6月15日に発売されたthe birthdayの新譜。凄まじいばかりのロックンロールの威力。何度聴いても高揚感が押し寄せてくる。すごい、の一言。


ギタリストがイマイさんからフジイさんに交代したから云々じゃなく、もともと本質的なものが備わってるから、生まれるべくしてこんなすごいものが生まれてきたんだろうと…。

初回限定盤に付いているDVDがこれまためちゃかっこよかった。大好きな「STRIPPER」収録。単純にしびれる。というわけで、9月のツアーが、もう待ち遠しくてたまらんです。



夢ばっか見ている
俺はただの犬だけど
世界をシカトしてる
訳じゃないのさ
(「I'm just a dog」)

JAPAN CIRCUIT 山崎共闘編@なんばHatch

mimu_patio082011-06-16


先週11日(土)は、なんばHatchでのrockin'on PRESENTS のロックイベントに参戦してまいりました。

久々だったので楽しかった〜。腰がもつかな〜と不安だったけど、4時間あっという間でした。このブッキングで3969 円(サンキューロック)はおトク。


日本マドンナ

アナーキーというか、どパンクというか。「アメリカ〜の真似だ…村上春樹つ〜まらない」「なまぬるい気持ちでバンドやるな〜」と、ストレートにシャウト。
なんだろうこの過激っぷり。ひねりもなんにもないけど、表現の自由というか、これはこれでOKなのだろう…と。私的には村上春樹は絶対につまらなくはないんだが(笑)。


andymori

「オレンジトレイン」にはまって、ずっと生で見たかったandymori。やっぱ小山田くんの声はよいですな〜。聴けば聴くほど、味わいが増す。どことなく空虚な歌詞も好きかも。

新メンバーを迎えてのニューアルバム「革命」からも何曲か。物販がかわゆくて、今回はアンディ君Tシャツをゲットして帰りました。


ストレイテナー

広島クアトロで見たHIATUSとのライブ以来4ヶ月ぶり。ここぞとばかり暴れるつもりで、前方に移動。で、一気にテンションアップ。

ワンマンとは違って、オーディエンスはおとなしめでしたが。いつものごとくカッコイイ〜。やっぱり上がるわ↑(笑)。


くるり

ドラマーとギターとトランペットの3人が新加入? 正式メンバーなのだろうか。それにしても岸田さんのMC、めちゃめちゃおもろい。会場の空気を一気にくるりの色に染めてしまった。ビール飲みながらゆらゆらしたくなるような。幸せな一体感を味わえましたです。


というわけで、乾いた心にエネルギー注入。7月はナッシング、9月はthe birthdayを予定。やっぱライブはええです♪

「まほろ駅前多田便利軒」

気がつくと4ヶ月も放置してました。久々の更新です。編集の機能も知らないうちに前と変わってるではないか!


原作が面白かったので、現在公開中の「まほろ駅前多田便利軒」をぶらりと観てまいりました。


多田役の瑛太も、行天役の松田龍平も、役どころがとてもハマってた。

先に原作を読むと、「あ〜そこはこうしてほしかったなあ」というところがあったりするものだけれど、それがなく空気感もそのまま。

瑛太は、もう若いとはいえないバツイチわけありの多田を演じるために、わざと体をたるませたらしい。ひきしまった肉体では逆に興ざめな深い人生(笑)。


おかしかったのが、チケット売り場で順番待ってた時のこと。関西圏から来たとみられる4人組の若者のうちの女の子が、「うっそや〜!田舎の映画館って自由席なん?」と仰天してた。シネコンは指定席だけど、ほかは自由でしょう。違うの?

そんな「指定席じゃない」田舎の映画館。日曜日でもチョー余裕で座れましたことよ(笑)。

続編も出てるので、読んでみようっと。

今週の3冊

まさかジープで来るとは

まさかジープで来るとは


前作の「カキフライ」が面白かったので続く第二弾も購入。せきしろ×ピース又吉の自由律俳句&エッセイ集です。

佇んで観てる世界がね。なんだかよいです。心の内外の情景をこんなにも自由自在に…。一瞬を切り取る言葉のスナップショットそのものだ。


取り残され感というか、もてあまし感みたいなものは前作と同様。帰属しているようでどこにも帰属していない「自由派」の真骨頂。友達がやたら多い人を信用できない私みたいな人種にとっては、まさに救いの一冊です(笑)。




続いて、又吉さんがブログの中で紹介していた作家さんのを2冊ほど読んでみました。こちらはシリアス。




「土の中の子供」の方は、芥川賞受賞作。ひとことで言うと、暗くて異質きわまりない。「遮光」の方も、主人公の不均衡でいびつな内面にどんどんスパイラルしていく感じ。
でも、こういうテーマのわりに、どちらも私には読みやすく、抵抗感なく入っていけてしまいました。もともと異質なものが好きなので。小説の中でしか味わえない世界であることは確か。だから引き込まれてしまう。


又吉さんが、この作家さんの描く世界に逆に救われる人間もいる、と書いていたけれど、「ああ、その感覚はとてもわかる」と思ったのでした。

新しいお友達

mimu_patio082011-01-16


手頃な値段で、小ぶりな圧力鍋が欲しいなあと、ずーっと思い続けていたのですが…、



出会ってしまいました。


昨日たまたまスーパーに行ったら、2.5リットルサイズが期間限定で2980円!!安っ。これはもう、迷う理由などございませんということで購入。

でもこの値段で、果たしてちゃんと仕事してくれるのか…。


さっそく肉じゃが試作。






低圧で加圧時間2分という早わざ。
火を止めて、しばらくそのまま放置。中までしっかり味が染み込んで、煮崩れてもいない。しかも普通に旨いし。



予想以上の優秀さにびっくり。軽いし、威圧感もなく操作も簡単。ステンレス製なので見た目もきれいだし。
○万円もするフィスラーとかじゃなくても、私にはこれで十分かと。2980円でこんなに劇的に楽しめるとは。2.5リットルというのが、かわいくて、普段のおかず作りにも便利そう♪ というわけで、しばらく遊んでみます(笑)。

ただ、注意書きのシールが、蓋にベタベタ貼ってあって、はがしたら跡が残って汚くなってしまった。これが唯一の難といえば難でした。

ロックな年末…でした。

あけましておめでとうございます!

年を越しての更新になってしまいましたが、年末は恒例のロックフェスに参戦して参りました。2年目となるRADIO CRAZY at インテックス大阪




タツにちょうちんという大衆的な演出といい、「めしや横丁」(フードエリア)というネーミングといい、いかにもナニワ的な匂いが…。「ロックフェスでんがな」と言いたくなるような空気感。ゆるさ満点でした〜(笑)。

お天気が良かったので、昼間はTシャツとパーカーでけっこう凌げたものの、やっぱり、日が暮れてからの寒さは堪え難しでした。フードエリアぐらい半袖一枚で闊歩したいぜ。


今年はオープニングの12時に間に合うように、きっちり会場入り。

観たライブはこちら。けっこう観ましたよ。



世界の終わり→ストレイテナー→オカモトズ→オウガユーアスホール→ザ・クロマニヨンズ(一部)→毛皮のマリーズ(一部)→奥田民生(一部)→EOR→Cocco(一部)てなぐあいで、9時間たっぷりライブ漬け。怒髪天を落としてしまったのが、やはり残念。


オカモトズ

初見でしたが、おそるべし。平成のGS? 派手でファンキーでクレイジー。それにしても平均年齢19歳の若さで、このレベル、ですか? 今後が楽しみというより、もうすでに出来上がっちゃってる感じというか。今の若手バンド、どんだけ早熟なんだ。2000年問題の時に小4だったという彼ら。あたしゃ、ついこないだのことと記憶してますが…。



オウガユーアスホール

オカモトズが終わってそのままR-STAGEで待機。おかげで生リハ一曲(バランス)聴けました♪ 
出戸くん「布袋さんに行かずに残ってくれてありがとね」とステージ上からかわゆくファンサービス。
USツアーから帰って初めての国内ライブということで、なんか、こう、さすがにひと回り大きくなって見えた。4人の音もクリアに響いてたし、スケール感というか余裕というか、そのようなものを感じました。



ザ・クロマニヨンズ

ブルーハーツのライブを初めて地元で見たのはいつだったけか。遠い遠い昔のはずなのに、あの頃と同じテンションで弾けてるヒロトを見て改めて凄いと思った。中年になっても依然チャーミングなままだし、あったかいし、あ〜、この人には嘘がないなと感じてしまう。ビバ、パンク!



奥田民生

次の移動があったので最初の3曲だけ。片手にビールで、余裕&貫禄。聴く方も心地いいわ〜。クロマニヨンズの動員数もかなりでしたが、民生さんのステージも途切れることなく人が流入。かなりぎっしりでした。
「来年儲かったら、会場の喫煙コーナーにストーブ5台設置します」みたいなこと宣言してくれてましたが、アーティストさんも寒い思いしてたのね。皆、心の中で一様にうなずいてたに違いない(笑)。



EOR

今回の一番のスペシャルでした。いやあ、このメンツですからねえ。もう、あまりのかっこよさにやられました。ずーっとセッション聴いていたい感じでした。
最後はスーパーフライの志帆さんと、モーサム百々さんがゲスト出演し、「タイム・アフター・タイム」を熱唱。
シンディローパーの曲とばっかし思ってたら、もともとはジャズのスタンダードだったとは。タブさんのエレクトリックトランペットが、なんとも都会的でシビれますた。

最後はCoccoで締め。新幹線の時間があったので、残念ながら途中で退場。それでも今年はなんか効率的に観れて満足。




そしてフードの方もいろいろ楽しんできました。お昼は台湾ラーメン、夜はケバブ。移動で冷えた体を、途中、チャイやらおしるこやらで温めつつまた参戦といった具合…。







中年になって、またライブに返り咲いて、若者に混じっていつまでこんなことしてられるかねなんてぼやきながらも、しっかり満喫して参りました。後半はさすがに足腰がキツかったですが…。
帰りの道中、環状線を逆に乗るというボケをかましつつ、とりあえず最終の新幹線に間に合って無事帰宅。正直、バタンキューでした(笑)。

というわけで、楽しい時間をありがとう!来年も開催よろしく。皆様にとっても、今年一年、良い年になりますように。

気がつくと年末

なんだかんだと年末。来年のほぼ日手帳を新調し、一年の終わりを噛みしめる今日この頃。



ネットで注文すると、オプションがいろいろついてくるのでうれしい。ボールペンやら、体温計やらしりあがり寿のしおりやら…。
カバーは、オウガの出戸くん直筆サイン入りなので、引き続き使用!(笑)。



クリスマスも終わり、あとはお楽しみの年末ロックフェス、
RADIO CRAZYです。ハイエイタスをとるか、オウガをとるかで迷いつつ、29日をゲット。

それにしても、カウントダウンジャパンWESTはもうないのだろうか。会場の雰囲気どんな感じになるのかな。今年は期待したいですねえ〜。

すごく冷え込みそうなので、参戦スタイルが思案のしどころです…(笑)。